単勝2番人気のマリアエレーナ(牝4、吉田)が待望の重賞初制覇を飾った。勝ち時計は1分57秒4。

道中は好位のインを手応え良く追走。4角で先頭に立つと、直線では後続を離す一方だった。今年に入って重賞2着が2回と涙をのんでいたが、待望の初タイトル。5馬身差の圧勝で成長を見せつけ、さらなる飛躍を予感させた。

手綱をとった松山騎手は「スタートをしっかり出てくれて、逃げ馬の後ろのいいポジションが取れました。手応えもすごく良かったですし、いい脚を使う馬なので、本当に強かったです」と笑顔。今後については「スタートがどんどん速くなって、レースが上手になっています。これからもまだまだ楽しみです」と活躍に太鼓判を押していた。

2着はホー騎手の10番人気ヒンドゥタイムズ。1番人気ジェラルディーナは3着。今村聖奈騎手(18=寺島)が騎乗したカデナは後方から脚を伸ばしたが、7着だった。

馬連(2)(12)は8140円、馬単(2)(12)は1万3320円、3連複(2)(4)(12)は6690円、3連単(2)(12)(4)は4万9140円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)