5番人気ジェラルディーナ(牝4、斉藤崇)が、7度目の挑戦でJRA重賞を初制覇した。母はG1・7勝の名牝ジェンティルドンナで、良血が開花した。

道中は好位集団直後の内で脚をためた。直線では内をさばき、坂上から鮮やかに突き抜けた。勝ち時計は2分12秒7。鞍上の横山武史騎手(23)は、昨年のウインマリリンに続き連覇となった。

横山武騎手は「理想のポジションを取って競馬ができました。僕が思っている以上にいい伸びで、最後も狭いところを、よく突き抜けてくれました」とパートナーをたたえた。

1馬身半差の2着に6番人気ロバートソンキー、3着に7番人気ウインキートスが入った。

1番人気の3冠牝馬デアリングタクトは直線伸びを欠き、6着に終わった。2番人気ソーヴァリアントは競走中に心房細動となり、大きく離された最下位13着に敗れた。

馬連(1)(2)1万970円、馬単(2)(1)2万3660円、3連複(1)(2)(3)3万2870円、3連単(2)(1)(3)24万6180円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)