好調バラ一族から新たなスター候補が花開く! 2歳牝馬が集うファンタジーS(G3、芝1400メートル、5日=阪神)で、バラ一族の血を引くアロマデローサ(池添学)がデビュー3連勝を狙う。10月26日の1週前追いではCウッドでラスト1ハロン11秒1と鋭い伸び。重賞初制覇へ、順調なステップを踏んでいる。
2戦2勝のアロマデローサが重賞初制覇を狙う。前走のききょうSは好位から抜け出し、1馬身1/4差でレコード勝ち。レース後は短期放牧でリフレッシュして、重賞挑戦に備えてきた。
母のローズウィスパーは曽祖母にローザネイを持つ血統。現役時は池添学師が管理しており、3勝をマークしてマーメイドS(17年11着)にも出走した。そのウィスパーも、娘アロマも担当する宮田助手は「人懐っこいところは似ていますね。でもレースでの走りの部分ではタイプが全然違う」と話す。母は2000メートルで3勝。「ハミをよくかむところがありました。最初は短距離向きかなと思っていましたが、(距離は)持ってくれましたね」。
対するアロマは「いかにも短距離っぽくて、スピード乗りがいい。トップスピードに乗るのが速いです」と短距離指向。母譲りの前向きさを持ち合わせながらも、今のところは折り合いに心配はないという。
池添学師はレースセンスを高く評価。「切れる脚があるので、差しの利く今の阪神の馬場もいいですね」と舞台を歓迎する。先月の秋華賞ではバラ一族のスタニングローズが勝利し、同じ2歳の牡馬チャンスザローゼスはアイビーSを制した。一門の勢いに乗り、新星が3連勝をつかむ。【下村琴葉】

