ディープインパクトの最終世代オープンファイア(牡3、斉藤崇)が、クラシックの登竜門・きさらぎ賞(G3、芝2000メートル、2月5日=中京)に向け、順調に調整を重ねている。

和田助手は「普段の調教から前向きさが出てきている。動き自体は、ちょっとずつよくなってきている」と成長ぶりを話す。まだまだ伸びしろを秘めている逸材だが、現時点でも重賞で好勝負を演じてもおかしくない。

昨年9月の新馬戦(1着)、同10月のアイビーS(3着)ともに、ゲートをスムーズに出られなかった。3カ月半ぶりとなる今回の中間はゲート練習も行った。「その辺がうまくいけば、結果も変わってくる。しまいの脚はあると思うので」と練習の効果にも期待する。発馬を決めて父譲りの末脚を発揮できれば、クラシックへの道が開けてきそうだ。