昨年のチャンピオンズC3着馬ハピ(牡4、大久保)が重賞初制覇へ仕上がり十分だ。日曜中山のマーチS(G3、ダート1800メートル、26日)へ向けて22日、横山典騎手を背に最終追い。坂路単走、馬なりで真っすぐ駆け上がり、4ハロン52秒2-12秒6の好時計で具合の良さを感じさせた。

大久保師は「動きは良かった。休み明けになるけど、十分思い通りに乗り込めた」と好感触を示す。4~2走前には重賞で3走連続して0秒1差の惜敗。前走チャンピオンズCも0秒2差とあと1歩届かずまだ無冠だが、能力は十分にある。「体に幅が出て気持ちの面でも成長した感じ。古馬らしくなったかな」と師。注目の4歳初戦となる。【網孝広】