フランス人女性騎手のミカエル・ミシェル騎手(28)が27日、千葉県白井市の競馬学校でJRA通年騎手免許1次試験を受験し、試験後に取材に応じた。

1次試験は英語での受験も認められる筆記試験。前日には都内の豪徳寺、明治神宮にお参りし、日本式の願掛けで夢の成就を願った。長時間の試験を終え、お疲れ気味の表情だったミシェル騎手は「大変難しかったですね。いろんな分野から出題されていたし、短い時間の中でたくさんの答えを出さなければならず大変でした。自信があるのは60%くらいです」と素直な感触を口にした。

1次試験合格発表は10月5日。合格すれば来年1月24日に行われる日本語での口頭試験に臨むことになる。「1次試験の合格が分かれば、日本語の勉強にも本気で取り組むつもりです。2次試験までに身につけられるように頑張ります」と意気込んでいる。