21日の英チャンピオンSを制したキングオブスティール(牡3、R・ヴェリアン、父ウートンバセット)は中1週のローテで、BCターフ(G1、芝2400メートル、11月4日=サンタアニタパーク)に参戦することが決まった。27日、レーシングポスト電子版が報じている。

同馬はダートのBCクラシックにも予備登録を行っているが、BCターフを選択。ヴァリアン師は「フランキーが彼に騎乗するでしょう」と話しており、前走に続き、ランフランコ・デットーリ騎手とのコンビになる。

キングオブスティールは英ダービーでオーギュストロダンの2着に好走。古馬と初対戦だったキングジョージ6世&クイーンエリザベスSは3着でオーギュストロダンに先着し、愛チャンピオンSは4着で再びオーギュストロダンに敗れた。今年の英国3歳世代を代表する1頭だ。

ブックメーカー大手の「bet365」社が提示するBCターフの単勝前売りオッズは1番人気がディープインパクト産駒の英愛ダービー馬オーギュストロダンで3・5倍、2番人気がモスターダフで4倍、3番人気がキングオブスティールで7・5倍、4番人気がオネストで8倍、5番人気がアップトゥザマークで9倍。日本から参戦するシャフリヤールは13倍に設定されている。