単勝105・6倍の11番人気カフェニクス(牝、中舘、父サンダースノー)が直線で鮮やかに差し切った。中団の外を追走から直線へ。残り200メートルで内の先行馬を差し切り、後続の追い上げを1馬身差押し切った。勝ち時計は1分25秒2。

鞍上の原騎手は先週土曜4Rで落馬負傷後、復帰2戦目で勝利を手にした。「仕上がりが良かったし、脚抜きのいい馬場も合っていました。手応えがあまりにも良くて、早めに動かしました。抜け出してからもふわふわしていますし、まだ力を出し切っていない感じ。先々が楽しみです」と笑顔で答えた。

中舘師は「丈夫ではないので、まず勝って良かったです。今後は脚元と相談してですね。距離は1400メートルが一番いいと思う。そしてあまりコーナーが多くないところ。ワンターンの方がいい」と振り返った。