3歳世代で関東地区最後の新馬戦は、ムルザバエフ騎手騎乗の1番人気ビッグフラワー(牡、加藤征、父ビッグアーサー)が直線で差し切った。先団馬群の中で脚をためた。直線で他馬がばらけた間から抜け出し、末脚を繰り出した。最後は1馬身差でゴールした。勝ち時計は1分28秒2。

ムルザバエフ騎手は「いい馬ですね。もうちょっとゲートを出るかと思ったけど出なかった。キックバックも最初は嫌がっていたけど、賢くてすぐに受け入れていた。直線もしっかり脚を使ってくれました。1600メートルまでは持つと思います」と振り返った。

加藤征師は「ジョッキーの腕に助けられました。最後の新馬で勝てて良かったですね。ジョッキーもマイルまでは大丈夫と。でものどがある馬なのでね。あとテンションも上がってきている。レース間隔を空けて使った方がいいというジョッキーの進言がありました。短期放牧に出して、馬と番組を見ながら今後を決めます」と話した。