30日メイダンのドバイシーマC(G1、芝2410メートル)に参戦する昨年の3冠牝馬リバティアイランド(牝4、中内田)が19日、栗東坂路で国内最終追い切りを行った。

この馬らしい大きくパワフルな走りで4ハロン52秒0-11秒7の好時計をマーク。余力十分にゴールを駆け抜けた。

「コーナーを回るところで反応を見ようと軽く仕掛けたら、思った以上に体が沈んだ。最後は抑えすぎない程度に抑えた」と片山助手。もし、コーナーを抜けた勢いのままなら「(ラスト1ハロン)11秒台前半が出ていた」と振り返る。

イクイノックスの2着だった昨年のジャパンC以来の実戦。「テンションという意味で大人になっているし、体も少しずつ全身が成長している」と進化した。そのポテンシャルを世界に見せつけそうだ。