ドバイシーマC(G1、芝2410メートル、30日=メイダン)に出走するリバティアイランド(牝4、中内田)は29日、メイダン競馬場のダートコースで最終調整を行った。

豊満な馬体を揺らし、落ち着いた様子でキャンター。コンビを組む川田騎手も世界初挑戦のパートナーの様子をラチ沿いからうかがっていた。

片山助手は「栗東に入ってから、日本の検疫そして空輸とメイダンの環境下での調整。少しの期間でたくさんの動きがある中で、全てにおいて彼女は対応してくれて学習してくれました。本当に、この時点ですごい馬だと思います。あともう1日、彼女にとって乗り越えないといけない日がありますが、やれることの全てをやってきたつもりですので、思い切って、楽しく走ってくれればと思います。現地まで来てくださる方々、日本にいる彼女を応援してくれる全ての方々の想いが1つになって、彼女を応援して、力を貸していただければばうれしく思います」と健闘を祈った。