いよいよです。

ドバイワールドCデーが30日夜にスタートします。毎朝3時起床で心身ともに疲労感はありますが、それ以上の刺激と興奮で楽しい時を過ごしています。

今回は記事執筆だけでなく、カメラマンとしての役割も担っています。昨日カメラマン用のビブスを受け取り、事前説明会がありました。事前に各社ごとに撮影場所が決まっている、とのことで、実際にその場所を確認しに行きました。

時間は正午すぎ。さんさんと日差しが降り注ぐ中、許可を取ってスタンドから芝コースを渡り、ダートコースへ向かいました。すると外ラチに「THE NIKKAN SPORTS NEWS」と白地に黒で印刷された紙が貼られていました。場所はゴールを少し過ぎたあたりで、まさに“特等席”。「ここから馬が来て、ここでガッツポーズを…」などとイメトレをしていると、不安げな表情を察したのかダートコースの整備をしている担当者から「ジャパニーズ? グッドラック!」とエールを送られました。

やや風が強く、砂がそれに乗って舞う状況。ついでに…と思い「ワンクエスチョン、オーケー?」と馬場について聞きました。「今年はとても下が硬いね。雨の影響だと思う。でもレース直前は散水車でしっかり水をまくから、去年とそんなに変わらないと思うよ」と丁寧に説明してくれました。

ワールドCデー当日の天気は晴れ。最高気温は30度で、夜は24、5度程度と過ごしやすい気候となりそうです。日々いっぱいいっぱいであっという間に本番を迎えますが、これまでこちらから発信した情報を参考に予想をしたり、テレビの前で日本馬の活躍を見届けてもらえれば光栄です。今日の夕食は慣れ親しんだ中華料理の予定。食べ過ぎに注意して、大一番に備えたいと思います。【桑原幹久】