安田記念ウイークの金曜夜です。大阪は落ち着いた天気ですが、東京はどうでしょうか。美浦トレセンは今朝、だいぶ雨が降ったようですが…。土曜、そして、レース当日の日曜がどんな馬場になるのか気になりますね。
英国は今週がダービーウイーク。今夜は古馬のG1コロネーションC、3歳牝馬のG1英オークスが行われます。明日(土曜)が英ダービーです。
コロネーションCは5頭立て。連覇を狙うエミリーアップジョンが1番人気です。2番人気がルクセンブルク、3番人気がフィードザフレーム、4番人気がヘイミッシュ、5番人気がタイムロック。
エミリーアップジョンはドバイシーマCで始動し、ここへ。ルクセンブルクはサウジ、ドバイがもうひとつ。昨年のパリ大賞覇者フィードザフレームも今年2戦は結果が出てないので、どちらもここで好勝負をして、夏、秋につなげていきたいところ。
ヘイミッシュは8歳セン馬。長めの距離を使われてきて、3年前の秋にはフクム(昨年のキングジョージ覇者で、今年から日本で種牡馬)にも勝っているベテランなのですが、昨年5月から前走まで“G3を5連勝中”という、とんでもない成績を残しています(通算では重賞8勝)。ウィリアム・ハガス厩舎で鞍上はトム・マーカンド。一昨年の愛セントレジャー2着以来、2度目のG1挑戦です。8歳でG1初制覇なら熱いですね。
英オークスは12頭立てで、クールモアのイランイランが1番人気。エイダン・オブライエン厩舎、ライアン・ムーア騎手のタッグ。英1000ギニー5着から戴冠なるか。
出走馬の勝負服を見ていると、紫色に赤い袖、英国王と王妃の勝負服(トレジャー)があって、ノーザンファームの吉田勝己代表の勝負服もあります。
土曜の英ダービーは16頭立て。英2000ギニーでまさかの大敗を喫しながら、引き続き主戦ライアン・ムーアが騎乗するシティーオブトロイ、同じエイダン・オブライエン厩舎で3戦無敗のロスアンゼルス(鞍上はウェイン・ローダン)が1、2番人気となっています。
これに続く3番人気、ゴドルフィンのエインシャントウィズダムにぜひ注目してください。昨年はG1フューチュリティートロフィーを勝って5戦4勝3着1回。今年初戦だったダンテS2着から世代の頂点を狙います。
エインシャントウィズダムはゴドルフィンが22年にフランスのアルカナ社オーガスト・イヤリング(1歳)セールで200万ユーロで落札した馬です。このセールで2番目の高額落札馬でした。1番高い落札額だったのは210万ユーロのシユーニ産駒。母はスターレッツシスター。落札者の名前はヨシト・ヤハギ…、そう、日本ダービー3着のシンエンペラーです。
高額で落札した馬が必ずしも走る、活躍するわけではない、そういう厳しい世界で、セールで1番目に高かった馬と、2番目に高かった馬が、日本と英国という別々の国のダービーに出走し、どちらも活躍するかもしれない、という…。シンエンペラーを日本へ連れてきて走らせたこともすごいし、この価格で競り勝ってきたこともすごいし…。欧州に遠征予定なので、もし、この先、この2頭が一緒に走ったら、それもまた面白いなあ、と。
と、英国の話題はここまでにして…。明日はJRAで今年最初の2歳新馬戦が行われます。新種牡馬、各厩舎の期待馬、それぞれの走りを楽しみにしたいと思います。
【競馬デスク@大阪中之島】

