7月7日、七夕決戦の七夕賞(G3、芝2000メートル、福島)へ向けた追い切りが3日、東西トレセンで行われた。「追い斬り激論」は東京本紙松田直樹記者と舟元祐二記者が担当。松田はセイウンプラチナ(牡5、千葉)、舟元はボーンディスウェイ(牡5、牧)と、それぞれ抜群の動きを見せた先行馬を推奨した。
◇ ◇ ◇
松田 夜中に気になっちゃって、朝起きて、早速問い合わせたよ。JRAに。
舟元 何をですか。
松田 今週末の競馬場やウインズの払戻は新しいお札なんですか? って。
舟元 ああ。
松田 これから諭吉、諭吉、言えなくなると思うと、さみしいな。1万円札は福沢諭吉から渋沢栄一だ。
舟元 松田さんの財布、いつも1000円札しか入ってないじゃないですか。
松田 郷に入れば郷に従え。七夕賞はセイウンプラチナに福島県(猪苗代町)出身の野口英世博士を大量動員することを決めたぞ。
舟元 美浦ウッド5ハロンで64秒8-11秒2。確かに速力満点ですね。
松田 イーサンハンター(3歳1勝クラス)を4馬身半追走して馬なりで併入。躍動していたよ。千葉師も「65秒を切っているし、動きを見ても完璧に仕上がった」と納得の出来。
舟元 オープン入り初戦で重賞初挑戦。逃げて踏ん張れますかね。
松田 やってくれるよ。今回はレースでメンコを外してチークピーシズを装着予定。舌はずっと縛っていて、ぴりぴりさせている。師によると「後ろからのプレッシャーに敏感にさせたい。まだ馬場も傷んでいないし、踏ん張ってもらえれば」と。
舟元 ボーンディスウェイも良かったですよ。自分はこの馬なら大事な樋口一葉を任せることができます。美浦ウッド6ハロンで82秒1-11秒2。マスクオールウィン(3歳オープン)を2馬身追走して併入。こちらも馬なりでしたが、最後の伸びというか、ゴール間際で併入する際にぐいっと前進したのが印象的でした。
松田 ブリンカーを着けていたな。
舟元 そっちがチークならこっちはブリンカーです。もともとまじめですが、その効果でさらに集中力がアップしています。道中でペースが上がったときも折り合いはついて見えたし、僚馬に併入した時のもうひと伸びにもいい影響があったとみています。木幡巧騎手も「先週もやっているし、今日も時計は出過ぎなくらい。感触は良かったし、ブリンカーも間違いなくマイナスにはなっていない」と話しています。
松田 新紙幣は5000円札が津田梅子で、1000円札が北里柴三郎。
舟元 ん、短冊に何を書いてるんですか。
松田 今年の七夕は、渋沢栄一(1万円札)にたくさん会えますように。
舟元 自分も会えますように。

