「樫の女王って何?」-。25日には3歳世代の女王を決めるオークス(G1、芝2400メートル、東京)が行われる。

オークスの名で多くのファンに親しまれている「優駿牝馬」は1779年に第12代ダービー卿が創設した英国のオークスに範をとり、1938年に設けられたサラブレッド系3歳牝馬限定の競走。

創設当時は「阪神優駿牝馬」として秋季に阪神競馬場で実施していたが、舞台を東京競馬場に移した1946年からは現在の「優駿牝馬」となり、1953年以降は諸外国と同時期の春季に実施するようになった。牝馬限定競走としては1着本賞金が最高額であり、2400メートルの距離も最長である。

つまり、距離1600メートルの桜花賞がスピードを後世に伝える繁殖牝馬検定競走であるなら、距離2400メートルのオークスは、スピードとスタミナを兼ね備えた繁殖牝馬を選定するためのチャンピオンレースといえる。したがって、オークスで好成績をおさめた馬には、引退後も繁殖牝馬として大きな期待が寄せられることになる。なお、03年から外国産馬の出走が可能となり、2010年からは国際競走となった。

(中央競馬G1ハンドブックより)

オーク(Oak)は「樫」を意味する英語。「英ダービー」の創設者である第12代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレーは、樫の森が茂るオークスと呼ばれる土地を所有していた。1779年、彼はエリザベス・ハミルトンと結婚した際に、その記念として競馬を開催することを思い立ち、その中に夫人の希望を入れ、3歳牝馬のレースを行い、これを「オークス」と名付けたと言われている。

(JRAホームページの特別レース名解説より)