白毛初のJRA重賞制覇となった19年G3レパードSなど重賞3勝を挙げ、先日に現役引退が決まったハヤヤッコ(牡9、国枝)が10日、美浦トレセンを退厩した。
同馬は1日の目黒記念のレース中に右前浅屈腱不全断裂で競走中止。これが現役最後のレースだった。
退厩の様子を見届けた国枝師は「一生懸命に頑張ってくれて、最後は残念だったけど、こうして無事に次に行けるのでホッとしています。今後は現状では未定です」と話した。
担当の田村助手の目には涙が…。気持ちが通じたのか、ハヤヤッコも馬運車に乗り込み、いなないた。同助手は「寂しい。すごく寂しいです。皆さんに感謝です。愛嬌(あいきょう)があるから、どこにいってもかわいがってもらえると思うので、心配はしていないです」としみじみと明かした。
この1週間で届いたお守りは18個。「手紙を読んだら『できたらヤッコちゃんと一緒に持っていってほしい』と書いてあったので、その人の気持ちを考えたら、一緒に持っていってもらった方がいいかな」とお守りとともに、ハヤヤッコは美浦トレセンを旅立った。

