日本のエンターテインメント企業「サイゲームス」がメインスポンサーに就任し、今週末に行われるフランス伝統のG1、パリ大賞(芝2400メートル、13日=パリロンシャン)は8日、「第1回登録取り消し」が締め切られ、登録馬は6頭になった。2月の登録手続きでは109頭が登録を行ったが、103頭が名前を消し、現時点の登録馬はアイルランドのエイダン・オブライエン厩舎が3頭、地元フランス馬が3頭となっている。

オブライエン厩舎は、ロイヤルアスコット開催のG3ハンプトンコートSを快勝したトリニティカレッジ(牡)、同開催のG2キングエドワード7世Sで3着だったガルベストン(牡)、前走愛ダービーで9着に敗れたパペットマスター(牡)の3頭がエントリー。過去にパリ大賞で5勝を挙げているエイダン・オブライエンが主戦ライアン・ムーアをどの馬に騎乗させるのか。何頭出しになるのかに注目が集まる。

地元勢は前走英ダービーに遠征し、4着に好走したニューグラウンド(牡、H・ドゥヴァン)、昨年のパリ大賞覇者ソジーの半弟ユーサー(牡、C・フェルラン)、仏ダービー7着のフランクリーグッドセン(牡、V・ヘッド)の3頭。実績的にはニューグランドが断然の存在だが、ソジーの半弟でキャメロット産駒のユーサーは4月にパリロンシャン競馬場のG3ノアイユ賞を制しており、その血統背景から2400メートルへの距離延長で大きく化ける可能性を秘めている。

パリ大賞は今後、9日に「第2回登録取り消し」、10日に追加登録と出馬投票が行われ、出走馬と騎手が確定する。レース当日は音楽などを楽しむ「ガーデンパーティー」も開催されるため、多くの観客がパリロンシャン競馬場に訪れる見込み。クロスメディアコンテンツ「ウマ娘 プリティーダービー」などで知られ、新たにレースのメインスポンサーとなった「サイゲームス」に対する地元競馬界の期待も大きい。