ヨシトミマジックだ-。大外枠からハナを奪った11番人気ピースワンデュック(牡4、大竹)が鮮やかに逃げ切った。勝ちタイムは1分32秒9。昨年の菊花賞15着以来の復帰戦だったが、JRAの現役最年長ジョッキー、柴田善臣騎手(59)が59歳1カ月29日で勝利し、自身のJRA最年長勝利騎手記録を更新した。
笑顔で引き揚げてきた鞍上は「いろいろなパターンを考えていたけど、結局逃げる形になった。馬の力はあるからいろいろな競馬はできると思う。力のあるところを見せてくれたね。少しまだハミ受けを直したりしていけば、距離の融通も利くのかな」と振り返った。自身も左肩腱板(けんばん)断裂からの復帰後初勝利。「この馬のために筋トレしてるみたいだね(笑い)。本当にパワーがすごいんだから。でもやっぱり勝てればうれしいですね。今年初勝利だけど、もう1勝しないと両目が開かないですね(笑い)。復帰できたことがうれしいし、多くの方に支えられてここまで来られたので、みんなが喜んでくれることがうれしいですね」と目を細めた。
日刊スポーツの紙面で連載しているコラム「ヨシッ!! トミ」では「調教では力がついてきたなという印象でどんなレースになるか楽しみ。自分のケガと同じ時期に休んでいたし、この先一緒に調子を上げていけたら良いですね」と語っていた。

