いざ、出陣だ! 米国競馬の祭典、ブリーダーズカップ(以下BC)が現地31日(日本時間1日)、カリフォルニア州のデルマー競馬場で始まった。2日目のBCターフスプリント(G1、芝1000メートル、日本時間の2日朝)に海外初遠征となるインビンシブルパパ(牡4、伊藤大)が参戦する。ウェブ連載「無敵パパのBC奮闘記」第6回は、伊藤大士調教師(52)が決戦前日の様子、意気込みを語った。
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けさ、無事に最終調教が終わりました。ダートコースを流しましたが、またがった(佐々木)大輔も美浦での最終追い切りより、また1段も2段もよくなっていますと笑顔で話していました。今はまだ僕もスタッフも大輔も緊張せず、いつも通りに過ごせています。
今日も競馬場に足を運びましたが、昨日までとはがらりと雰囲気が変わりましたね。競馬場だけでなく、地域一帯がBC一色となってレースの歴史、重みを改めて感じます。
インビンシブルパパを応援してくださるファンの方々、いつもあたたかいコメントをありがとうございます。残念ながら馬券発売はありませんし、レース発走は日本時間2日の午前4時41分と早朝ですが、インビンシブルパパや大輔のファンの方々、皆さんの応援という力を貸してください。それが一番の力になり、励みになります。
いよいよ本番が近づいてきました。あとは無事にゲートインするまで、準備をしっかりとしていきたいと思います。(つづく)
◆伊藤大士(いとう・だいし)1972年(昭47)11月29日、愛知県生まれ。森安厩舎で厩務員、上原博厩舎で調教助手を務め、09年に調教師試験に合格。同年厩舎を開業。JRA重賞は20年ダイヤモンドS(ミライヘノツバサ)で初制覇し、23年ニュージーランドT(エエヤン)、25年CBC賞(インビンシブルパパ)で通算3勝。趣味は野球観戦で東京ヤクルトスワローズの大ファン。

