地方の意地だ! 大井のファーンヒル(牡6、荒山)が逃げ切り、地方所属馬として史上5頭目の制覇を果たした。勝ち時計は58秒8。

3枠から抜群のスタートを決めると、エンテレケイアとのハナ争いを主張して行ききった。内ラチ沿いをぴったりと立ち回り、4角では鞍上の笹川翼騎手が後ろを振り返る余裕もあり、馬なりで直線へ。芝G1馬で初ダートのママコチャが迫ってきたが、ファーンヒルは鞍上の右ステッキに好反応。そのまま押し切った。

中央でデビューしオープン入り。大井に転厩後は重賞を2連勝。勢い止まらず3連勝でうれしいタイトルをつかんだ。

笹川翼騎手は23年イグナイターに続いて当レース2勝目。表彰台に立ち「無事にこの馬にG1タイトルを取らせることができて非常にうれしく思っています。これも厩舎の皆さんのおかげだと思っているので、感謝してもしきれません。(出来は)抜群でしたね。いろいろレース前は考えていましたけど、乗ったら迷わず自信を持って乗るだけだなと確信するくらいいい出来でした。出てから決めようと思っていたんですけど、スタートも決まりましたし、自信はあったのでこれでダメなら仕方ないという気持ちで乗っていました。直線は長く感じましたね。早くゴール板が来てくれと。ママコチャがずっと見えていたので、やっぱり速いのかなと思って追っていましたけど、やっぱりこの馬が一番速かったです。うれしいのとほっとしたのとどちらもで、JBCという地方競馬の祭典で地方競馬所属の馬が勝てたことはとても大事なことですし、その鞍上に僕がいたということはとても幸せなことだなと思いました」とかみしめた。

2着は1番人気ママコチャ、3着は3番人気サンライズアムール。

馬連(3)(13)2000円、馬単(3)(13)4230円、3連複(1)(3)(13)2260円、3連単(3)(13)(1)1万9140円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)