昨年のダービー馬ダノンデサイル(牡4、安田翔)はレース前日の29日、午後3時46分に東京競馬場へ到着した。

遠目に見ても、胸前やトモ、お尻の筋肉の張りが抜群。うっすらとあばらが浮いて、究極の仕上がりにも見える。担当する原口厩務員は「海外を経験してもそこまで変わった感じはしない。相変わらずわんぱくです。ちょっとずつ体は大きくなったかな。このメンバーでも良いレースを」と、淡々と大一番へ臨む心境を明かした。

今年は1月のAJCCを勝った後、ドバイシーマCでカランダガンに勝利。夏の英インターナショナルS遠征は5着に敗れたが、最下位6着がのちの凱旋門賞馬ダリズだった。非常に特殊な展開のレースだったことを思えば、結果を悲観する必要はまったくない。あらためて、ロンジン・ワールドベストレースホースランキングを確認すると、日本調教馬ではBCクラシック制覇のフォーエバーヤングに次ぐ2位がダノンデサイル。日本の芝馬では一番の評価を受けている。今年の“日本の総大将”はこの馬だ。