スプリンターの血が騒いだ。6番人気ウインアイオライト(牝6、矢嶋)が中団から差し切りオープン入りを決めた。昨年のスプリンターズSを制したウインカーネリアンの全妹が、キャリア27戦目で初の1200メートル戦起用に一発回答した。勝ち時計は1分8秒2。
好発から中団の外を追走。じっくりと脚をため、直線は馬場の真ん中を力強く伸びる。逃げ切りを図るイサチルシーサイドをゴール前で首差捉えた。
丹内騎手は「スタートを五分に出て無理なくあの位置で競馬ができました。距離を詰めたらいい脚を使えると思っていました。右にささる面を改善できれば」と振り返った。
今年で6歳の牝馬。一般的には繁殖入りもちらつく時期に適距離が見つかった。矢嶋師は「やっぱり物を言うのは血統でしたね。スタートがすごく上手で、千二でも五分に出られました。周りはその後も速かったですが、ひとためが利いたことが最後の伸びにつながったと思います。兄は8歳でG1を勝っていますし、血統的に遅咲き。去年くらいから体重が減らなくなって安定してきたことも大きいですね」と笑顔を見せた。

