待ちに待ったメモリアル勝利! 1番人気ジョスラン(牝4、鹿戸)が接戦を制し、重賞初勝利を挙げた。G1・3勝馬エフフォーリアの全妹が本領を発揮した。6年ぶりの小倉参戦となったクリストフ・ルメール騎手(46)は史上8人目、現役5人目のJRA全10場重賞制覇を達成した。
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寒風吹きすさぶ北九州でルメール騎手の手腕が光った。ジョスランとは2戦ぶりのタッグ。好スタートを切ると、中団の外で折り合いをつけ、ラストは上がり33秒9の末脚を引き出した。2着馬の追い上げを頭差でしのぎ、“冬コク”初日を大いに盛り上げた。
検量室前に引き揚げてからの第一声は「コンプリート!」。JRA全10場重賞制覇を喜んだ。「ベリーベリーハッピーです。小倉競馬場で日本でのジョッキー人生が(本格的に)始まりましたので、すごくうれしいです。20年前、冬の小倉でずっと乗っていて、小倉のリーディングジョッキーにもなりました。小倉競馬場で重賞がコンプリートできたので良かったです」。思い入れのある競馬場でのメモリアルに頬が緩む。20年1月18日以来、6年ぶりの小倉参戦でしっかり結果を出した。
ジョスランも前途洋々だ。全兄エフフォーリアも管理した鹿戸師は「もともと楽しみな血統で期待されていたけど、大きいところを取れなかった。賞金も加算されて、のんびり使えると思うので、もう1つ上を狙ってみたい」と今後の展望を伝えた。G1での活躍を目指し、春を待ちわびる。【下村琴葉】
◆ジョスラン ▽父 エピファネイア▽母 ケイティーズハート(ハーツクライ)▽牝4▽馬主 吉田和美▽調教師 鹿戸雄一(美浦)▽生産者 ノーザンファーム(北海道安平町)▽戦績 6戦3勝▽総獲得賞金 1億116万4000円▽馬名の由来 人名より

