「カズシ・キムラ」が止まらない-。米国西海岸を拠点に活躍する日本人ジョッキー、木村和士騎手(26)が31日、サンタアニタパーク競馬場でG2サンパスカルSを含む3勝を挙げ、同競馬場の開催リーディング単独首位に立った。
この日の木村騎手はサンパスカルS(ダート1800メートル)を昨年のサンタアニタダービー3着馬ウエストウッド(牡4、J・シレフス)で快勝。ボブ・バファート調教師が管理する240万ドルの超高額馬、ポテンテ(牡3、父イントゥミスチーフ)のデビュー戦も勝利に導くなど、手綱さばきが冴えわたった。昨年12月末から4月上旬まで続く西海岸の主要競馬場サンタアニタパークの「クラシックミート」開催。前日までリーディング2位だったが、この日の3勝で18勝(重賞3勝)となり、いよいよリーディング首位に立った。
初コンビで鮮やかな逃げ切りを決めたウエストウッドについて木村騎手は「どの馬もハナにいく可能性があると思いました。ブリンカーを外したので、スタートダッシュ次第でした」と振り返った。また、デビュー戦(ダート1200メートル)を勝利で飾ったポテントについて、バファート師は「彼はスプリンターではなく、2ターン(コーナー4つ)の競馬がいいと思います。木村も2ターンがいいと言っていました。素晴らしい馬です」と今後の距離延長に期待を寄せている。

