JRAは8日、石神深一騎手(43)から騎手免許の取り消し申請があり、30日(木曜)付けで騎手免許を取り消すことを発表した。引退後は美浦の柄崎厩舎で調教助手となる予定。
◇ ◇ ◇
石神深一騎手が現役引退の理由を語った。
「昨年末くらいからレースに乗っていて、レース後に映像を見て、うまく乗れていないなと感じていた。実際、昨夏以降は全然勝てなかったし、昨年は目標の10勝(7勝)に届かなかったからね。年明けから気を取り直して頑張ろうと思ったけど、思ったような成績が出なくて。これじゃあな、と。燃えたぎるものが薄まってきたのを感じて、引退を決意しました」
今後は幼稚園時代からの幼なじみで、競馬学校17期で同期の柄崎師の厩舎スタッフとなる。
「柄崎師が、うちは助手が少ないから来てほしい。何月になっても待つ、と言ってくれたので、柄崎厩舎の助手になることに決めました」
思い出のレースはオジュウチョウサンが最後に勝利した22年中山グランドジャンプ。
「年齢的にかげりが見える中で、オジュウがよく復活してくれたし、僕もうまく導けた。オジュウチョウサンは僕の中で凄く大きい存在です」
プラチナドリームで挑む中山グランドジャンプ当日の18日には引退式が予定される。
「障害ジョッキーで引退式を開催してくれることはまれ。しかも、思い出の多い中山で…。本当にうれしいです」

