デビュー6年目の小沢大仁騎手(23)が、函館開幕週に3勝を挙げて好ダッシュを決めました。それぞれ4番人気、10番人気、9番人気。「幸先のいいスタートを切れました。ジョッキーのレベルが高くて、いい刺激になっています。先輩にアドバイスをいただくこともあります」。今年は3カ月、函館と札幌にフル参戦するので穴党ならずとも注目です。
好調には理由があるようです。「調教に乗れるのが一番大きいですね。栗東にいる時よりも、たくさん調教に乗れる。調教は苦にならないので、人一倍乗って1鞍でも競馬につながればと思っています」。午前5時半の馬場開場から9時の閉場まで、とにかく乗る。その数は10頭では収まりません。今週も、競馬で騎乗するほとんどの馬の追い切りをつけていました。
ここ数年、小回りの競馬場で経験値を上げてきました。福島や小倉も、ちょっとしたあやで着順が入れ替わる難コース。「人気のない馬でも、乗り方ひとつで狙えるのは小回りの良さですね。開催が進むと馬場も変わるので、馬場読みも大事です。リーディングを狙うつもりで1つでも多く勝って、1つでも上の着順を取りたい」。
出身は愛知県瀬戸市。将棋の藤井聡太竜王名人とは同郷で、学年が一緒です。「ビッグになるので、いつか対談できるようになりたいですね」。実に頼もしく、撮影では力強いポーズも決めてくれました。ぜひご注目を。【岡山俊明】
◆小沢大仁(おざわ・だいと)2003年(平15)1月4日生まれ、愛知県瀬戸市出身。21年に松永昌博厩舎からデビューして24年からフリー。JRA通算3076戦130勝。昨年はキャリアハイの32勝をマークした。重賞は22年プロキオンS2着(14番人気ヒストリーメイカー)が最高。

