夏の福島開幕を飾るラジオNIKKEI賞(G3、芝1800メートル、28日)の最終追い切りが24日、東西トレセンで行われた。

例年のこの時期は函館を拠点とする横山武史騎手(27)が、6年ぶりに夏の福島で騎乗する。それだけ、リッツパーティー(牡、岩戸)に寄せる期待は大きいのかもしれない。

美浦ウッドの最終追い切りにもまたがり、3頭併せで最先着。ゴール前でひと伸びしたリッツパーティーは、6ハロン81秒8-11秒3(馬なり)でまとめた。同騎手は「左右差が少しずつ改善されてきました。本格化は4歳になってからかな。まだ時間はかかりそうだけど、期待している馬です。今回も順調に来ていることがまずはいい」と語る。

馬体に緩さを残すなど幼さはある。それでも、いざ走り出せばしっかり動く。「だから期待しているんです。前走の調教のときから、またがった瞬間に『背中がいいな』と思って」と実感を込める。

初めてコンビを組んだ東京での前走(芝1800メートル)は、同日のエプソムCと0秒1差の好時計で快勝した。鞍上は、単純な時計比較は好まないとしつつも、「先々が楽しみな馬。どんな競馬をしてくれるか」とイメージを膨らませる。【奥岡幹浩】