今年の阪神は3度の9連勝など大型連勝に強さを感じがちですが、僕は連敗が少なかったことに強さを感じます。なかなか負けない。ズルズルいかない。連敗がほとんどない堅実さこそが強さの証明で、それを支えたのが強力投手陣です。

JFKのような絶対的な方程式はなくても、岩崎を軸にみんなが高いレベルで競争して、岡田監督も調子が落ちるとうまく入れ替え、一年を通じて安定した戦いを展開しました。先発も序盤不調だった青柳や西勇を補う形で、昨年まで阪神で0勝の村上と大竹で20勝。03年も05年も投手力が中心の「守りの野球」でしたが、広い甲子園をホームにする阪神の勝ち方を改めて教えてくれる優勝でした。

1、2軍を往復した才木や西純は伸びしろしかない。全体的に若いチームなので、「守りの野球」のさらなる底上げが期待できる。これは来年も楽しみです。