矢板中央は50メートル走5秒8の俊足、江尻洋輔外野手(3年)の好走塁をきっかけに逆転勝ちし、3回戦進出を決めた。

 2点差の3回2死走者なしから、1番江尻が二塁ベース後方へフラフラと上がった打球に快足で二塁打。その後、2番野中大輔外野手(3年)の右前適時打で本塁に生還し、1点差。4回には6番小室駿斗内野手(3年)の右前への2点適時打で逆転した。黒田純一監督(33)は「ベンチは気合が入った」と江尻の走塁を評価した。