早実・清宮幸太郎内野手(2年)が今秋公式戦第1号となる先制2ランを放ち、6回コールドで秋季東京大会(10月8日開幕)本戦への出場を決めた。

 清宮は1回1死一塁、カウント3ボール1ストライクからの5球目をバックスクリーンへ運んだ。「変化球にうまく対応して打てた。けっこう詰まって、センターフライかなと思ったんですけど」という高校通算67号で2点を先取した。投打に圧倒し、結果的にこれが決勝弾となった。

 6回の第4打席でも左翼線へ二塁打を放ち、3打数2安打3打点をマーク。主将としての公式戦初本塁打でもあり「ちょっとホッとしたかな」。秋季大会は勝ち進めば来春センバツへつながる。「(甲子園に)いけると思ってます。投手はしっかり投げ込んできたし、打者もしっかり振り込んできた」と自信を見せた。