夏春連続甲子園出場を目指す履正社が秋の初戦に臨み、柴島に24-0、5回コールドで圧勝した。

 初回に若林将平主将(2年)の適時打で1点を先制。2回は来秋ドラフト候補の安田尚憲内野手(2年)の適時打など15人攻撃で10点を追加した。今秋ドラフトの目玉、寺島成輝(3年)からエースナンバーを受けついだ竹田祐(2年)が先発し、3回を死球1だけの無安打無失点に封じ、3人の投手で無失点リレーと完勝の発進となった。

 この日は3番を務めた安田は2安打2打点。「若林としっかりチームを引っ張っていきたい。甲子園に出てイメージができた。どうしても来春もあの場所に戻りたい」と新主将とともにチームの先頭に立つ覚悟を示した。