センバツ高校野球大会第10日目(1日)は、準々決勝4試合が行われる。見どころは以下の通り。

 【準々決勝】

 ▽第1試合(8時30分)

 東海大相模(神奈川)-日本航空石川

 自慢の攻撃陣がぶつかる。東海大相模は2試合で20得点。3回戦で7番渡辺が本塁打含む3安打4打点と切れ目がない。日本航空石川は原田のサヨナラ弾で勝ち上がり勢いに乗る。杉本ら投手陣もここまで1失点と強力打線の裏で奮闘が光る。

 ▽第2試合(11時)

 智弁和歌山-創成館(長崎)

 智弁和歌山の強力打線を、創成館の投手陣がどう抑えるか。智弁和歌山は3回戦で毎回の14安打をマーク。1番神先、4番文元が当たっている。サヨナラ勝ちで波に乗る創成館は、3回戦で酒井が好投した。川原、伊藤も含めて総動員で挑む。

 ▽第3試合(13時30分)

 大阪桐蔭-花巻東(岩手)

 互いに投手陣に余裕がある。大阪桐蔭は3回戦で根尾が完投し、エース柿木を温存できた。花巻東は3回戦で彦根東の増居に苦戦しており、左の横川の先発もあるか。花巻東は初戦の東邦戦で3失点完投の田中は休養十分。西舘も控える。

 ▽第4試合(16時)

 三重-星稜(石川)

 三重は2回戦で定本が完封、3回戦で福田が1失点完投と投手陣が好調。梶田ら上位打線の機動力も大きな武器だ。星稜は3回戦で延長サヨナラ勝ち。投手に疲れは残るが、チームの士気は高い。南保や鯰田ら上向きの左打者が切り崩したい。