群馬県高野連は6日、前橋市内で理事会並びに運営委員会を行い、中止となった今夏選手権に代わる県独自の大会について協議し、開催へ向けて検討を続けることを決めた。

大会開催の前提条件として、現在は「2」となっている県が定める警戒度が「1」に引き下げられ、通常登校に対応した部活動が再開し、県内の対外試合等が可能となることを挙げた。

警戒度が1にならないと、県立高は部活動が再開できない。引き下げは最短でも6月中旬以降と想定されている。4週間程度の準備期間が必要であることを踏まえ、大会開催は7月中旬以降としている。

城田雅人理事長は「条件がそろえば開催しようということ。ただ、いつからと言える状況ではありません」と、現状について慎重に話した。

大会名称、大会期間、会場、大会特別規定等は今後検討する。今月中に加盟校説明会と評議員会を併せた会議を開催し、加盟校に諮る予定にしている。