神村学園(鹿児島)が唐津商(佐賀)に快勝し8強入りを決めた。

1回にスクイズなどを絡め3点を先制。3、6回にも加点した。

守っては1年生左腕の内堀遼汰投手が好投。完投目前の9回2死で降板したが、丁寧に低めを突き9安打を許したものの1失点に抑えた。

内堀は「粘り強く投げようと思いましたが、それができました。低めのカーブでカウントが取れました。完投したかったです」と笑顔。

小田大介監督は「内堀がよく投げてくれました。野手を集中させたいから『10安打無死四球完封を目指せ』と送り出しました。合格点をあげたいと思います」と評価した。

センバツ当確となる4強入りへ11月2日の準々決勝では明豊(大分)と対戦する。小田監督は「新チームになって最初に練習試合をしたのが明豊さん。1-4で負けました。甲子園をかけた大事な一戦になると思うので、選手にはいい経験をさせてあげたい」と話した。