春夏通算5度甲子園出場の明石商が今春センバツ出場校の東洋大姫路との「強豪校対決」を制した。左腕先発の羽藤翼投手(2年)は球を丁寧に低めに集め、走者を出してもしのぎ、7回途中1失点の好投を演じた。打線も3回、スクイズで先制すると、4回は適時打2本で2点を追加。5回は押し出し死球で得点し、着実にリードを広げた。狭間善徳監督(58)は「よく辛抱したのは事実。ベンチの中がいい感じ。みんなで声を掛け合っている」と振り返った。19年以来、4年ぶりのセンバツ出場に向けて難関を突破した。
また、岡田龍生監督(61)が率いる東洋大姫路は投打ともに精彩を欠いた。左腕先発の内海誠揮投手(2年)は序盤から制球が安定せず、5回4失点だった。攻撃も3点を追う5回は無死一、二塁の反撃機を築いたが、3バントで送れず、2死後には二塁走者もけん制で刺されるなど、自らチャンスを手放した。12安打を放ちながら1点止まり。岡田監督は「守備、走塁、バント。一番大切にしてベースにしているところができていない」と渋い表情だった。2大会連続のセンバツ出場は絶望的になった。

