足寄(あしょろ)が9回サヨナラで、帯広北に勝利し、初の北北海道大会出場を決めた。

1点差の9回にドラマはあった。相手外野手の失策で先頭打者が出塁。1死満塁とチャンスを広げ、2番木村悠希遊撃手(2年)が押し出し四球を選び同点。続く3番佐川巧真一塁手(3年)のセンターへの犠飛で三塁走者が生還し、勝利をもぎ取った。

元日本ハムの池田剛基監督(38)は試合終了直後、斉藤新(あらた)主将(3年)からウイニングボールを受け取った。「こんなに興奮することがしばらくなかったので、頭の中の整理が追いつかない状況です。ただ序盤に苦しい展開を強いられましたが、それでもうちはどうにか食らい付いて、流れが来るのを待とうと。一塁までの全力疾走、攻守交代の駆け足、高校生らしくすがすがしいプレーを続けること、最後まで積極的にプレーをしなさいという声掛けを続けていた。勝ってびっくりですけど、1ついい成果が出てよかったです」とかみしめた。

足寄町は北海道の道東に位置し、人口は6271人(5月31日現在)。歌手で同町出身の松山千春(67)は足寄のOBでもある。

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