日大豊山は、5回コールドで4回戦進出を決めた。公式戦初先発の村井達将(たつまさ)投手(2年)が4回を無安打無失点、31球とパーフェクトで試合をつくった。

最速139キロの直球とカーブ、フォークを効果的に使い、打たせて取る投球。球数も少なく、テンポよく攻撃にリズムをつないだ。5回も一度はマウンドに向かったが、交代を告げられて降板。「(パーフェクトは)頭にはありました。でも意識しないようにしようと思っていた。暑かったのと、公式戦初登板で疲労もあったので…」と話した。自己採点は「満点をつけたいけど、あとは体力です」と課題も挙げた。

先発を告げられたのは2日前。「すごい緊張しました」と189センチの大型右腕。76キロで入学したが、1年で66キロまで減ってしまった。昨年からは、食事トレーニングも始めて今は86キロと増量に成功。実家から通っており、試合前日の昨夜と今朝は、食べやすい「ざるそば」。2~3人前とたっぷり食べて、試合にそなえた。

さらに先発を控えて、帽子のツバにチームメートのメッセージをもらった。佐久間祐汰内野手(3年)からは「大丈夫やで」。上野竜仙外野手(3年)からは「飯くって速い球投げろ」と愛のこもった言葉。「先輩の代なので負けたらヤバイと思っていたけど、大丈夫と言ってもらえて大きかった。いつでも投げられる準備をして、いつも通りを出せるようにしたい」と話した。

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