“木の力”で初戦突破だ。青森山田が京都国際をサヨナラで破り、3度目の出場でセンバツ初勝利を挙げた。クリーンアップ2選手が木製バットを使用。5番吉川勇大内野手(3年)が9回にサヨナラにつながる三塁打を放つなど、2安打の活躍で打線をけん引。低反発バットが導入された大会で、あえて木製バットにこだわり、結果を出した。
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◆木製バット使用 甲子園では74年夏に金属バットが採用された。折れにくい耐久性と経済性、少々詰まっても打球が飛ぶため定着したが、導入当初は木製にこだわる選手も。74年夏に木製で本塁打2本を放った篠塚(銚子商、元巨人)はグリップの感触にこだわり、バット工場に出向いて木の材質を確かめるほど愛用した。04年春に1試合10犠打の大会タイ記録をマークした愛工大名電は、バントの際に打球の勢いを弱める目的で2人がアオダモのバットを使った。

