高校野球神奈川大会の準々決勝が28日、横浜市のサーティーフォー保土ケ谷球場で行われる。

午前10時から慶応-横浜、さらに第2試合で東海大相模-桐光学園が行われる予定。全国クラスの4校が勢ぞろいしたことで、早朝から入場を待つ高校野球ファンであふれ、午前7時45分のチケット販売時点では日刊スポーツのカウントで約2800人が行列を作り、最大で3000人前後に。本塁近くから反時計回りで大きく迂回(うかい)し、最後尾は左中間に至っていた。

前日27日の準々決勝終了後、すぐに販売所の前に並んだというファンは「徹夜組も10人くらいはいました。甲子園の決勝みたいなカードですからね」と興奮。約1200人地点で日刊スポーツを読みながら開場を待った横浜OBの40代男性は「7時くらいに着いたので、もう少し前の方だと思ったらまさかこんな感じで」と驚いた様子だった。

昨夏の神奈川大会決勝の再戦となった第1試合は横浜が9-4で慶応に勝利。初回、横浜の1番阿部葉太外野手(2年)が、昨夏の甲子園優勝投手の慶応・小宅雅己投手(2年)の初球を右中間二塁打に。2死後、4番の椎木卿五捕手(3年)がスライダーを左翼席へ放り込む先制2ランとした。昨夏は決勝で逆転勝利した慶応が、甲子園優勝を果たした。

第2試合は東海大相模が8-4で桐光学園を破った。

横浜と東海大相模は5月3日の準決勝(横浜スタジアム)で対戦する。

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