白石の“一休さん球児”が大活躍-。甲子園初出場を狙う無名公立校が94年夏全国制覇の佐賀商を6-1で下し、3年ぶりの8強を決めた。主将の3番長森大智投手(3年)が満塁本塁打を含む2安打、全6打点と大暴れした。

長森の実家は佐賀・武雄市にある曹洞宗・光明寺。「集中力はあります」と座禅で鍛えた力を発揮し、人生初のサプライズ弾も飛び出した。5回1死満塁、「絶対に自分で決める」と強い気持ちで真ん中直球をフルスイング。「打った瞬間に分かった」という左越えの高校通算7号が公式戦1号となり、何度もガッツポーズで感情を爆発させた。3回2死満塁でも中前2点打の大活躍だった。

最速140キロのエース右腕だが、春先に痛めた右肩の影響で今夏はいまだに登板なし。中堅手としてチームを支えている。この日は小学生時、空手やラグビーで鍛えた体の強さを生かした打撃で2年生投手を力強く援護した。

各地区開催日程、組み合わせなど【高校野球 夏の地方大会2024】特設ページはこちら>>