目黒日大が2試合連続となるタイブレークを制し、創部初のベスト8進出を決めた。

次戦の舞台はいよいよ神宮球場。エース片平達丈投手(3年)は「神宮で試合をしたことが一度もないので本当にうれしい。次も勝ちにこだわっていきたい」と声を弾ませた。

試合は初回に目黒日大が3点を先制し主導権を握ったが、粘る成立学園に9回裏に同点に追いつかれ、試合は延長タイブレークへ突入。互いに譲らぬまま迎えた12回表1死二、三塁、下山賢太郎外野手(2年)の右前適時打に敵失が絡み、貴重な決勝点をもぎとった。

木川卓見監督(38)は「昨年のメンバーが総入れ替えになったので、ベスト8なんて考えられるチームじゃなかった。全員の成長を感じます」と感無量の表情を浮かべた。力があったとされる昨夏のチームから一転、1から地道にチームを作り上げてきた。

練習グラウンドは埼玉・所沢にあり、東京・目黒の学校からはバスで片道1時間。限られた短い練習時間の中で、選手たちは質を徹底的に追い求めてきた。その集中力が2試合連続タイブレークで実を結んだ。

準々決勝までは中3日。エース片平は「制球の課題を修正して、神宮でもしっかり自分たちの野球をやりたい」と話した。

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