公立の雄、市ケ尾の快進撃は王者を前に準々決勝で止まった。
最速144キロ右腕の大塚遼投手(3年)が序盤から苦しんだ。チームを史上初のベスト8に導いたエースでも「打者一人一人の熱量やプレッシャーが目に見えてわかった」という強力打線に、2回を投げて5失点。4、5回に大塚の適時三塁打などで計4得点と追い上げを見せたが、その後5得点され8回コールド負けと力尽きた。
今大会が最後の指揮となった菅沢悠監督(39)は「横浜の子たちは野球にかけているなと。技術の高さやそつのなさを感じました」と相手を称賛。最後に収めたベスト8という成績には「ここまでやんなきゃいけないんだというか、ここまでやって、やっと(ベスト8)なんだなと」と感慨深げに振り返った。

