日本学生野球協会は12日、都内で審査室会議を開き、高校12件の処分を決めた。部員への暴力が常態化していた八尾翠翔(大阪)の元監督は無期謹慎となった。既に辞職したという。指導者ではこのほか、部内暴力の報告遅れで日南学園(宮崎)の部長が3カ月の謹慎処分。船橋芝山(千葉)の監督、聖和学園(宮城)の副部長、岩美(鳥取)の部長も部員への暴力で1カ月の謹慎となった。

 部内でいじめがあった八戸西(青森)と岩内(北海道)は、3カ月の対外試合禁止。南部(和歌山)、岐阜一、塙工(福島)、武豊(愛知)、常北(茨城)も部内暴力やいじめで1カ月の対外試合禁止となった。