ドジャース前田健太投手(28)が、日米通算100勝目を飾った。

 ロ軍戦に先発し、6回1/3を3安打無失点1四球8奪三振の快投で無傷の3勝目。広島時代の97勝と合わせ、100勝目に到達した。

 前田は立ち上がりから好調で、5回まで1四球のみの無安打投球。

 6回裏1死からラメーヒューに中前打を浴び、快記録は消えた。後続にも連打を許し、1死満塁のピンチを迎えたが、中軸を二飛、投ゴロに仕留めた。

 4-0とリードし、7回裏、1死を取ったところで交代した。

 球数は94球。

 前田は、デビュー以来過去4試合で通算25回1/3を投げ、失点はわずか1。防御率はリーグトップの0・36となった。

 試合後は「本当にいい投球ができました。序盤にリードしてくれて楽に投げられましたし、チームが勝って良かったです」と振り返り、通算100勝については「本当に忘れてました」と笑顔で話していた。