【テンピ(米アリゾナ州)=本間翼、斎藤庸裕】エンゼルス大谷翔平投手(23)が16日(日本時間17日)、主砲アルバート・プホルス内野手(38)と対面した。野手組はキャンプイン前だが、自主トレ中の同内野手に遭遇。今月1日の渡米後にアナハイム近郊の自主トレ施設でも顔を合わせており、この日が2度目。大谷は「すばらしい選手。そういう選手と一緒にやれるというのはすごく光栄なことですし、目指すべきところだなと思います」と、あらためてメジャーの雰囲気を実感した。

 このオフ、プホルスは7キロほど減量したという。昨季出場の149試合中、142試合がDHだったが、チームは今季、大谷とDHを併用する方針。一塁を守るための体を作っている。「彼(大谷)が打撃でも僕らを助けてくれるなら、それはもう素晴らしいこと。チームには左打者が少ないし、すごく楽しみだ」と言えば、大谷も「一緒に勝ちに向かって頑張りたいです」と共闘を誓った。