22年にトミー・ジョン手術を受けたドジャースのエース右腕ウォーカー・ビューラー(29)が、6日(日本時間7日)の本拠地マーリンズ戦で復帰先発するとロバーツ監督が明かした。2日(同3日)、米メディア「アスレチック」などが伝えた。22年6月10日のジャイアンツ戦以来、696日ぶりの登板となる。

ビューラーは17年にデビューし、翌18年から先発ローテ入り。19年には14勝4敗、防御率3・26を記録して最高勝率のタイトルを獲得し、オールスターに初選出された。21年には16勝4敗、防御率2・47で2度目のオールスター選出。22年は12試合で防御率4・02と苦戦し、8月下旬に自身2度目となるトミー・ジョン手術を受けた。

昨年9月にマイナーで実戦復帰し、今季は6度のリハビリ登板で防御率4・15。ロバーツ監督は「攻めの投球をしてくれるはず。これまでは速球とカットボール中心だったが、全ての持ち球を使って攻めることになるだろう。前よりも武器が増えたと思う」と、投球の変化に言及した。