黒星で始まった53歳は、最後も苦しい1日だった。連勝ストップに、日本ハム栗山英樹監督はファン、選手へ謝罪した。「こっちの判断、決断で何とかしてあげられたはず。取れる展開で取れないのはこっちの責任。監督として、勝たせてあげられたんじゃないかと…、今日に関しては。申し訳ない」。質問に答えながらも、自問自答を繰り返していた。
1点リードの6回無死一塁。ハーミッダの中堅フェンス直撃の打球で、一塁走者の中田が三塁をオーバーランしてアウトになった。続く近藤が右越え二塁打を放っただけに「(三塁コーチが)まわしていると思った。僕の判断ミス」と言い訳しなかったが、小さなミスが、後々響くことになる。
続く7回。簡単に2死を奪った上沢が、小谷野に一発を浴びると、さらに駿太、伊藤に連続四球。「体が動きにくいなというのは感じてました。慎重にいったのではなく、制球できなかったです」。ベンチは宮西に火消しを託したが、竹原に痛恨の逆転3ランを浴びた。結果的に、継投は後手後手にまわった。
だが日付が変われば、新たな戦いは待っている。栗山監督が54歳を迎える今日26日は、4連勝中の大谷が先発。指揮官は「それぞれが今日のような試合を生かしていくしかない。それが大切」と前を向いた。野球の神様から届いたプレゼントは厳しい試練だったが、有効に使えるかどうかは、もらった側次第でもある。【本間翼】



