頼りになります、3番打者の猛打賞! 阪神福留孝介外野手(38)が2年ぶり、移籍後2度目となる3番右翼で出場し、5打数3安打と大活躍した。

 「いいピッチャーだから打てる球をどんどん積極的にと。いつも思っているけどそれが出来たのは良かった」

 プロ17年目の貫禄だ。1回に日本ハム先発のドラフト1位有原から中前打。勢いそのままに、3回先頭で再び有原から左中間へ二塁打。7得点した4回には無死一、二塁で2番手ガラテから中前打。5月22日DeNA戦以来今季3度目の猛打賞を、早くも4回で決めてみせた。

 チームは開幕からここまで3番打者を西岡、鳥谷、マートンと置いてきた。いずれも機能しきれず、チーム総得点12球団最下位の要因となっていた。ここまで4番ゴメスに並ぶ、チームトップの33打点を挙げていた福留に白羽の矢。平田ヘッドコーチも「孝介がポイントゲッターだからね」と打順変更の意義を唱えた。

 阪神では2度目でも、福留にとって3番は中日時代など長く務めてきた「定位置」。国内では578試合で、通算打率3割2分(2168打数694安打)を残している。「流れが悪かったけど最後に勝って。少しあいだが空くけど、気持ちをリフレッシュして、再開したときに同じように出来たらいいと思うよ」。打順が何番でも頼れる福の神が、虎のVロードを作る。