全日本大学野球連盟と日本高野連は8日、22日のドラフト会議でプロ入りを希望する選手に提出を義務付けたプロ野球志望届の提出期間を締め切った。

 ドラフトまで2週間となったこの日までに、1位指名を公言したのは楽天の仙台育英・平沢だけで、他球団は1位候補の絞り込みを行っている段階だ。平沢以外で、高校生で1位入札が確実視されるのは東海大相模・小笠原、県岐阜商・高橋、大学生は仙台大・熊原、明大・高山、大商大・岡田らが挙がる。

 昨年の早大・有原(現日本ハム=4球団競合)、一昨年の桐光学園・松井裕(現楽天=5球団競合)のような、超目玉選手は不在で、各球団の指名が比較的分散するのでは、と見るスカウト陣は多い。本来は目玉候補だった駒大・今永は左肩腱板(けんばん)炎症から復帰過程で、県岐阜商・高橋は左太もも痛の影響で指名を独占するまでに評価を上げられなかった。

 甲子園で話題を集めた関東第一・オコエは、各球団が上位候補に挙げるが、一般的に投手重視となるドラフト戦略の中で、高校生、しかも外野手を1位指名するハードルは高い。「外れ1位」を含めた1位12人に入る可能性は十分だが、一本釣りを狙う球団が現れるかは不透明。明大・上原、青学大・吉田、慶大・谷田らも上位候補に挙がる。【前田祐輔】