ソフトバンク武田翔太投手(22)が指揮官から「15勝ノルマ」を通達されていたことを明かした。6日、神宮室内練習場で行われたソフトバンクグループ主催の野球教室に参加。シーズン終了後に、工藤公康監督(52)とこんなやりとりがあったという。「2桁で満足するな。15勝以上は勝て!」。今季は初めて1年間ローテーションを守り、チームトップの13勝。日本シリーズでも開幕投手を務めたが、さらなる成長を求められた。
武田も自覚は十分だ。すでにトレーニングを再開。秋季キャンプで若手投手が行った工藤監督直伝の体力強化メニューを志願して、入手。実践している。「かなりキツイですね。いつがオフか分からなくなってきた」。苦笑しながらも、課題に掲げる筋力アップに前向きに取り組んでいる。指揮官もこの日、同じ神宮室内で野球教室を開催。「彼の能力からすれば(日本ハム)大谷君と同等の成績を残してもおかしくない」と激励の言葉を贈った。
来季は開幕投手の候補にも挙がる。大舞台に強い右腕は「そこは状態次第ですから。その時になってみないと…。僕は自由人ですから」とはぐらかした。ローテの中心になれば、相手エース格との対戦も増える。「それは、しびれますね」と不敵に笑った。初の大役も視野に入れ、短いオフに来季の土台作りに励む。【田口真一郎】



